眠るためのたった一つの冴えないやり方

目からウロコの不眠症治療法:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20121213/240944/?leaf_bn

 ちょっと前の連載だけども、小学生の頃に自分が軽い不眠症になって、自力で治したときに得た教訓とほぼ同じだったので、正直驚き、誇らしかった。

 そもそも、何で不眠症になったのかというと、修学旅行先で寝床に入っても寝られず、泣きべそをかいた嫌な思い出と、眠りと目覚めてる状態の境目ってどこだろう?と考えて眠りに入った瞬間に起きるとかいうとんでもない悪い習慣をつけたから。以上、自分語り終わり。

 眠れなかったらどうするのか?答えは簡単だった。眠らなきゃいい。
 眠気がないなら起きて遊ぶなり、勉強するなり(したことが人生で2回しかない)、居間の深夜TVを見ればいい。子供の頃は大変だった。インターネットがないし、TVはよく分からないのしかやってないし、ラジオしか娯楽がなかった。ガキなんだから、夜中に起きてれば怒られるし。

 でも、怒ったらアカンのだ。怒られたら子どもとして眠ろうとする。一番いけない、「眠らなきゃいけないプレッシャー」にさいなまれるからだ自分はこれで不眠症になりました。

 もう、小学生の頃の修学旅行の「眠らなきゃいけないプレッシャー」のおかげで、今でも外泊イヤイヤ病ですわ。何度でも繰り返す。眠ろうとするその意志が一番いけない。ダメ。絶対。

 更に加えると、眠れなかった翌日に寝溜めをしようとして早寝をしないこともすごく重要。眠いから早く寝床に入ろうとするんだけども、家族が起きてると自分は眠たくても生活音で起こされてしまうのがほとんどで、結局起きてしまう。それで眠るタイミングを逃して目が覚めて、結局眠れないという悪循環に陥ったことが多かった。

 一応、その他にも、「寝る前のカフェイン禁止」「よく運動する」「寝る前にゲームをしない」という至極当たり前の教訓しか続かないので、列挙するだけにとどめておく。

 まあ、この不眠症(ファッション不眠症ともいうべき軽さ)のおかげで、深夜ラジオの楽しみを知り、小学6年生にしてコサキン怪傑アドレナリンやら林原めぐみの東京ブギーナイトやら電気グルーヴのオールナイトニッポンのリスナーだったわけで、人生どこで楽しみを得ることができるか分からないものだ。

 最後に、たった一つなのに、何で列挙してんだよってツッコミ禁止。